2018年3月に東京都都市整備局より『あなたの町の地域危険度地震に関する地域危険度調査第8回』が発表されました。この調査は1975年からその都度新たな知見を取り入れ概ね5年ごとに調査し報告書が公表されています。
玉川まちづくりハウスは今年から「せたがや防災NPOアクション」に参加しています。1月31日は「経堂2丁目のまち歩き」に参加しました。なぜ経堂2丁目？
上記の地域危険度調査報告書の中で経堂2丁目が世田谷区の中では危険度が高いと判定されています。どうしてそういう判定が出るのかを実際見て、目で確かめることができました。道が碁盤状でなく細かい。行き止まりの道が多い。住んでいる方々でも一歩違う道に入ると東西南北や駅の場所がわかりづらいのではないかと思えるほどでした。
私の住む地域には見られない自転車用コインパーキングが多いことも発見でした。
各町のデータは東京都都市整備局のHPからごらんになれます。
地震など災害時の危険についてはこれまでも様々なところで取り上げられていますし、各地域で避難所訓練も開催されています。今回まち歩きに参加して、自分たちの目で確かめてみると違いや課題がより一層明確になると思いました。町名で検索すると自分の住むまちの危険度がわかります。ぜひ調べてみてください。
経堂2丁目の基礎データ
■地盤分類 台地：河成礫層 上に関東ローム層
揺れが増幅されにくく比較的危険度が低い
■建物倒壊危険度 危険量 2.52棟/ha 順位 1793番
（東京都全体の町5177の中での順位）
■火災危険度 危険量 5.42棟/ha 順位 211番
■災害時活動困難度 困難度0.34 順位 99番
★総合危険度 総合危険量 2.69棟/ha 順位 130番
（玉川まちづくりハウスニュース2019年3月号より）
