宮本三郎記念美術館と地域の会

 2004年4月に奥沢に「宮本三郎記念美術館」が誕生した後、何人かの有志が集まって、ここを宮本作品展示の場所としてのみではなく、この地域の人たちに対してさまざまな文化情報を発信してゆく基地にできないか、と館側に要望しました。幸いにも親施設にあたる「世田谷美術館」のご理解を得て、2007年からボランティア組織「宮本三郎記念美術館と地域の会」が発足し、地域にゆかりある方々にお願いしての講演会、映像作品映写会、コンサートなどの催しをこの会の企画によって行なってきました。

 この地域には、さまざまな分野で卓越した業績をお持ちの方が多く住んでおられます。
 こういった方々、あるいはこの方々と親しいご友人をお招きしての催しは、ほぼ隔月ごとに回数をかさねて、すでに十回以上におよび、定着したファンも得ています。
 「世田谷美術館」のブログや区の広報などを介して告知に努めてはいますが、宮本記念美術館のメールアドレス miyamoto.annex@rapid.ocn.ne.jp に、お名前、ご住所、メールアドレスを添えてお申し込みいただければ、催しの予告を毎回お受けになることができます。
同館のブログ http://www.miyamotosaburo-annex.jp/ でもご案内を見ることができます。また、「地域の会」は、毎月第1金曜日の午後4時から、各種催しの企画を相談する集まりを、同館1階で開いており、地域の方なら誰でも参加できます。ご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。


わたしのまち魅力発見マガジンvol.7
宮本三郎記念美術館と地域の会 人ひろば

宮本三郎記念美術館と地域の会の記録を本にしました。そのなかで地域にかかわるテーマを持つ方、あるいは地域在住の方に講演していただいています。本に掲載しきれなかった講演の内容の一部をこちらで紹介しています。


今までの催し

人ひろばvol.44 「奥沢・玉川地域の歴史再発見第2 弾!」(2019.9.8)
染野和夫
人ひろばvol.43 「藤原智子さんの作品上映会一周忌を地域で悼む日本の近現代史を追った7 作品のダイジェスト版」(2019.6.9)
人ひろばvol.42 「自由が丘で書店を続ける」(2019.2.9)
門坂直美
人ひろばvol.41 「絵本とアニメーション創作の喜びととこれから」(2018.11.4)
山村浩二(絵本作家)
人ひろばvol.40 「奥沢・玉川の地域の歴史 再発見!」(2018.7.8)
染野和夫(奥沢地誌保存会)
人ひろばvol.39 「植物の癒しの力~わたしとフィトセラピー(植物療法)」(2018.4.8)
池田明子
人ひろばvol.38 「自由が丘と「ポパイカメラ」 ー 今アナログがおもしろい」(2017.9.30)
人ひろばvol.37 「「開かれた庭」とは?~みどりの街づくり」(2017.7.23)
堀内正弘(土とみどりを守る会)
人ひろばvol.36  出張特別企画「福沢一朗記念館 講演会」(2017.5.20)
福沢一也(福沢一郎記念館館長)、伊藤佳之(同館学芸員)
人ひろばvol.35 「定年からの“国際”ボランティアー野生ラン保護活動・パナマでの二年とその後」(2016.11.20)
明智洸一郎(COSPA [パナマ野生ラン保護活動]代表)
人ひろばvol34 「なぜ?多摩川に熱帯魚が住めるのか」(2016.9.4)
山崎充哲(NPO法人 おさかなポストの会 代表)
人ひろばvol.33 「奥沢の町医者・中尾聰子~つなぐ命 つなげる心~」(2016.6.19)
平野久美子(作家)
人ひろばvol.32 「中川李枝子」童話作家の原点は「保育園」 (2016.2.21)
中川李枝子(作家)
人ひろばvol.31 「“へそまがりの作家”石川達三 「戦争と検閲」の時代をどう生きたか」(2015.11.15)
河原理子(朝日新聞前編委員・現甲府総局長)
人ひろばvol.30 「運転手が要らない!クルマ社会はこんなに変わる」(2015.9.27)
鶴原吉郎(技術ジャーナリスト)
人ひろばvol.29 「額縁にもワケがある~知らなかったガクブチの世界~」(2015.6.27)
飯塚深(額装師)、石井亨(絵画修復家)、橋本善八(学芸員 世田谷美術館学芸部長)
人ひろばvol.28 「自由が丘で出版社をするということ」(2015.3.7)
三島邦弘(ミシマ社代表)
人ひろばvol.27 「テレビの正体」(2014.12.7)
高橋修人(映像プロデューサー)
ひろばvol.26 「グルメが長生きの秘訣~105歳・片山豊の食べ物絵日記~」(2014.9.15)
片山豊(元米国日産社長)
人ひろばvol.25 「等々力渓谷の魅力と自然保護」(2014.5.17)
吉村俊雄(等々力渓谷保存会)
人ひろばvol.24 「ミツバチと私と自然保護」(2014.3.8)
渡辺英男(WARD主宰)
人ひろばvol.23 「ロシア古代岩絵の保存と村おこし」(2013.12.15)
井出晃憲(NPOユーラシアン・クラブ)
人ひろばvol.22 「川柳の常識・非常識 読む・楽しむ・生きる」(2013.10.27)
速川美竹(日本川柳ペンクラブ常任理事)
人ひろばvol.21 「鞄に入れた本の話ー私の美術散策」(2013.6.15)
酒井忠康(世田谷美術館館長)
人ひろばvol.20 「地球変動帯の中にある日本列島」(2013.2.17)
河野長(東京工業大学名誉教授)
人ひろばvol.19 「なぜ日本人は『青い鳥』が好きなのか?」(2012.12.16)
末松氷海子(児童文学翻訳・研究家)
人ひろばvol.18 「絵画教室『星の子』の39年」(2012.10.28)
鈴木誠子(絵画教室「星の子」主宰)
人ひろばvol.17
「古今亭菊六独演会」(2012.8.25)
人ひろばvol.16 「江戸城大奥へ奉公した農村女性」(2012.4.14)
大口勇次郎(お茶の水女子大学名誉教授)
人ひろばvol.15 「世田谷の水の路について」(2012.2.26)
宮下正雄(一般財団法人世田谷トラストまちづくり ボランティア)
人ひろばvol.14 「絵の中の古楽器、そして紅茶」(2011.11.27)
風間千寿子(風間音楽研究会主宰)
人ひろばvol.13 「私の『パテ屋』事始め~料理も建築である~」(2011.10.16)
林のり子(パテ屋店主、<食>研究工房主宰)
人ひろばvol.12 「面白い日本の私」 (2011.6.11)
ロジャー・パルバース(東京工業大学世界文明センター長)
人ひろばvol.11 「奥沢・玉川の旧い話『自由が丘駅』は昔『九品仏駅』だった」(2011.4.17)
千野一彦(藝能学会会員)
人ひろばvol.10 「日本の児童文学に見る女性像 宮沢賢治から現代文学まで」(2011.2.11)
末吉暁子(児童文学作家)
人ひろば vol.9 「『眼』のはなし そのしくみから美術鑑賞まで」(2010.11.7)
土坂寿行(眼科医)
人ひろば vol.8 「異文化との出会いと発見-1950年代のアメリカとイギリス-」(2010.8.8)
植村功(元富士銀行専務取締役)
人ひろば vol.7 「サッカーは世界の共通語」 (2010.6.13)
片山洋(メキシコ五輪銅メダリスト、慈恵医大サッカー部コーチ)
人ひろば vol.6  「いま注目!!日常に生きる蒸気いろいろ」(2010.3.14)
平山一政(スチーミング調理技術研究会代表)
人ひろば vol.5  「建築家・内井昭蔵がめざした人間的生活の豊かさとは」(2009.12.20)
内井乃生(内井昭蔵氏夫人、文化女子大学名誉教授)
人ひろば vol.4  「風野又三郎とジェット気流」(2009.10.24)
白木健一(宮沢賢治学会会員)
人ひろば vol.3 映画「ルイズその旅立ち」鑑賞とトーク(2009.7.12)
藤原智子(映画監督)
人ひろば vol.2 「空の旅の舞台裏」(2009.6.20)
前根明(航空評論家)、白石磐(航空技術者)
人ひろば vol.1 「居心地のよい暮らしの場をつくる」(2009.4.26)
富田玲子(建築家)
2008.7.20 映画会「杉の子たちの50年」
2008.5.11 映画会「ベアテの贈りもの」鑑賞とトーク

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