いつまでも安心して暮らせる地域づくり

WAMの活動

 WAM(独立行政法人福祉医療機構)の助成金を受け、玉川まちづくりハウスでは『認知症予防ネットワーク構成事業』として2014年から活動を始めています。
 玉川まちづくりハウスの活動地域は環境の良い場所ですが、反面高齢者のみの世帯、一人暮らしの方も多く、近隣には介入しないことが常識になっているせいで、実は困っている方が多い地域でもあります。これまで、『地域の福祉を考える楽多の会』や、『玉川田園調布住環境協議会』などの事務局活動をしてきて、地域に住み続け、年をとっていくためには安心できる場、コミュニティが不可欠だと痛感してきました。
 どこに住んでも発生する様々な困難に対して、この地域の特性に合わせた生活支援のモデル事業を提案し、それが認知症予防や困りごとの早期発見になればと『お隣さまお茶会』と『認知症を考える講座』、『ここからカフェ自由が丘(のちのここからカフェ九品仏)』を始めることになりました。「歩いていける範囲で行ける場所を作る」を目的に活動しています。
 現在は「いつまでも安心して暮らせる地域づくり」として活動を続けています。


『お隣さまお茶会』

 毎月第二月曜日に『お隣さまお茶会』を開催しています。アコーディオン演奏会やフラワーアレンジメントなど毎回違った企画を用意して、お茶とお菓子をいただきながらご近所の方とおしゃべりをして“お隣さま”と交流の場をつくろうと考えています。難しいことは考えず、楽しくおしゃべりをしましょう!

開催日:原則第2月曜日
場所:スペースえんがわinn
(東京都世田谷区玉川田園調布2-12-6)
参加費:500円(お茶菓子付き)
※要予約
日程の詳細は玉川まちづくりハウスのカレンダーブログTwitterをごらんください。


『ここからカフェ九品仏』

 2018年2月からあおぞら銀行フィナンシャルオアシス自由が丘をお借りして始まりました。ここからカフェとは、心とからだ(を動かす)カフェ。はっきり心に不調があるまではいかなくても、気がかりで仕方ないこと、不安なことを胸に抱えている方はきっと多いと思います。そんな方が何気なく行くことのできる場所が「ここからカフェ」です。

 世田谷区では2012年に「心の健康を考える世田谷区民会議」が発足し、区の応援のもと2ヶ月に一度、世田谷区のこころの健康政策について考える会を開いて、実に4人に1人が経験するといわれているこころの不調の問題について当事者、家族、専門家、市民が集まって知恵を出し合い、解決策を考えています。2012年12月、具体的な活動として、世田谷区上北沢で「ここからカフェ」が活動を介し。しかし世田谷区を広く、玉川まちづくりハウスが活動するエリアから上北沢へでかけるのは難しいという声を受け、「ここからカフェ自由が丘」は区民会議参加者の中で玉川地域の方々が中心となり、玉川まちづくりハウスと有志メンバーで始まりました。「地域でつながる~何でも話そう」を合言葉に、音楽や体操など毎回いろいろな企画を行っています。
 2020年からは会場が変わり、『ここからカフェ九品仏』として九品仏複合施設にて活動しています。

開催日:原則第4土曜日(詳細はハウスのカレンダーブログTwitterをごらんください)
場所:九品仏複合施設2階
(東京都世田谷区奥沢7丁目35−4)
九品仏複合施設についてはこちら(外部サイト)
東急大井町線九品仏駅徒歩3分
参加費:500円(お茶菓子付き)
※要予約
主宰:こころの健康を考える区民会議 場づくりグループ
協力:世田谷保健所健康推進課
世田谷区社会福祉協議会の地域支え合い活動団体に登録しています
NPO法人 せたがや福祉サポートセンター(NPOリンク)
https://setagaya-npolink.jp
NPO法人 ジョイントT・M
http://www.npojoint.com/

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